水瓶座デモクラシー【ナイロンのライオン】

日常, 星読み・タロット

1月26日、お芝居を観てきました。
ナイロンのライオン
ラサール石井さんが作・演出の作品で、2012年に初演されたものをオリジナル旧キャストと、オーディションにより選出された新進気鋭の新キャストが上演しています。
舞台は、戦の色濃い昭和20年代から、高度経済成長時代の幕開けである30年代にさしかかる日本。
鴨居羊子という、独学でナイロン製のスリップやガーターベルトなど色とりどりの可愛らしい下着を考案し、その販売を始めた女性らしき人を主人公に、小さな会社であった和光商事を現在のワコールにまで成長させた社長の塚本幸一らしき人を絡めながら、早すぎた天才が、まだまだ男性上位の社会の中で、どう時代と折り合って行ったかを描いたストーリー。
今回は、平成キャスト(旧キャスト)バージョンを観てきました。

お芝居は冒頭から斬新的なシーンで始まります。
大阪弁の軽快なセリフは、結構重い内容のストーリーをコミカルにし、テンポよく進行するストーリーは、2時間弱という少し長めの時間を忘れさせるほど。
初日でしたが、素晴らしい仕上がりの演技にも引き込まれていきました。

女性の「精神の自由と解放」を謳ったヨウコの精神は、現在の女性たちの先駆けになる、水瓶座のような革命家。
私は革命家ではないけれど…ヨウコの葛藤は、私の現在の葛藤と重なり、今回も終始号泣という状態でした。

男女平等と言われるようになって、かなり時間が過ぎた今現在も、男女平等とは程遠く、女性にとっても男性にとっても【生きづらさ】がある世の中だと思います。
仕事でも家庭でもプライベートでも「男らしさ」と「女らしさ」を求められ、世代ごとに変わる「常識」に振り回され、自由であるのに自由ではない、常に情報に支配されている世の中になっているようで…シンドイ。

一般的に今は「変換期」と言われていますから、そんな時代に生きる、社会の中心であるアラサー、アラフォー、アラフィフ世代の私たちは、なおさら不自由さを感じやすいのかもしれません。

ヨウコが生きた戦後も、旧時代と新時代が変換する時代…今の時代と重なる部分が多いかもしれません。
「ナイロンのライオン」は、先人の「生き方」から、今を生きる私たちの生き方を顧みるキッカケになればいいなって思う、素晴らしい作品でした☆

まだお席が若干残っているとのこと。
ご興味あれば、是非♪

Posted by 六花